金型製作時に一定間隔で金型に穴を開け上記写真(ベント)を 打ち込みます。
右図の通りベントにより蒸気が発泡スチロールビーズに伝わり ビーズを融着させます。(融着:ビーズとビーズをつけること) その他に材料充填時のエアー抜きや製品を離型する際の離型 時のエアーなどにも使われます。このベントが無いと上記でも説 明しました通り発泡スチロールビーズに熱(蒸気)が伝わらない 為、融着不良となり、充填時はフレーム内にてエアー溜まり(エ アー干渉)をおこし未充填となってしまう恐れがあります。
また、離型時に製品が、金型から抜けなくなり特にオス型はエアー のみで離型する為、離型不良にもなります。

