発泡スチロールの仕入先を選ぶ基準とは?
これまでは梱包材として段ボールを利用してきて、発泡スチロールは緩衝材としてしか考えていませんでしたが、軽くていろいろな成形に仕上げてもらえることを知り、ライバル各社も最近では商品を入れる容器や梱包材として利用していることから、我が社でもとても便利な発泡スチロールを多用することにしました。 できる限り安く仕入れたいことと、こちらの希望通りの成形に仕上げてもらうには、直接成形会社と取引した方がいいと思い仕入先を探していますが、どのような基準で取引先を選ぶのが正解なのでしょうか? |
工場見学することをおすすめします
発泡スチロールは、緩衝材として有名ですが、その他にも幅広い分野で使用されています。 大量の発泡スチロールを安く仕入れるには、直接成形会社であるメーカーと取引するのが一番ですが、どこでもご希望の成形に仕上げてもらえるわけではありませんので、多くの成形実績のある会社を選択しなくてはいけません。 ご希望の量に対してどのくらいの納期で対応できるかも、発泡スチロールの仕入先としてはとても大事なポイントで、そのためには設備がしっかり整っていなければいけません。 多種多様な成形に仕上げてもらうのが目的な場合は、試作品や小ロット生産にも対応できる技術や設備も必要となります。 金型成形の小ロット対応はとても手間がかかり、それに対応してもらえる取引先はそれほど多くはありません。 単価も含めて希望にあった取引先を見極めるには、直接気になった会社の工場を見学することがおすすめで、そうすれば自分の目で生産ラインなどの設備も、そこで働く人たちも確認することができ、お互いに本音で打ち合わせや単価交渉を行うことができます。 当社では汚い工場からは良い製品は生まれないと考えており、それを確認するには工場見学をしなければ、信頼して長く取引する成形会社は見つけることができないと思われます。 |