発泡スチロール倍率と発泡密度について
倍率について
発泡スチロールの倍率と言う言葉を聞くと思いますが、この倍率はどの様に決められているかを簡単にご説明致します。 まず、始めに材料メーカーより材料を購入いたします。(写真1) 一般的には発泡ポリスチレンビーズと言われているものです。 発泡ポリスチレンビーズに蒸気をかけると発泡剤の働きでビーズは膨張(発泡)し始めます。(写真2) このポリスチレンビーズを何倍に発泡させるかと言うのは予備発泡機と言う機械にて設定をおこないます。 例えば、300リッターの容積に6kgの発泡ポリスチレンビーズを投入して300リッターまで発泡させると、300リッター÷6kg=50倍となります。
写真1
写真2
密度について
発泡スチロールは倍率が低いほど密度が高く、倍率が高いほど密度が低くなります。
図を見て頂くとお判りになると思います。
同じ300リッターの容積で50倍の場合は6kg、30倍の場合は10kgととなります。
これは発泡スチロールを成形した全く同じ形状の製品に置き換ええても同じ事となります。
密度が高い程『重い成形品』ができ、低い程『軽い成形品』が出来るという事になります。
また、どの倍率を選択するかは、使用目的、寸法精度、形状、梱包をする製品重量など様々な使用目的より異なりますので、お気軽にご相談下さい。
注)数値はあくまでも参考目安であり、保証値ではありません。
図を見て頂くとお判りになると思います。
同じ300リッターの容積で50倍の場合は6kg、30倍の場合は10kgととなります。
これは発泡スチロールを成形した全く同じ形状の製品に置き換ええても同じ事となります。
密度が高い程『重い成形品』ができ、低い程『軽い成形品』が出来るという事になります。
また、どの倍率を選択するかは、使用目的、寸法精度、形状、梱包をする製品重量など様々な使用目的より異なりますので、お気軽にご相談下さい。
注)数値はあくまでも参考目安であり、保証値ではありません。