環境への取り組みとリサイクル
環境方針
環境理念
地球環境の改善や自然保護の大切さが益々重要になっている中で、私たちの事業活動から生じる環境負荷を低減し且つ、資源の有効利用を促進し、循環型社会に貢献することが重要な活動の一つであると考えます。 又、その中で私たちが出来ることは何かを認識し、行動することが当社及び社員一人一人の責務であると考えます。 特に、私たちの主な業務である、発泡スチロールの成形・加工そして販売を通して、「発泡スチロールは循環型社会適応素材であり、環境保全にお役立ちできる製品である」ことを社会に、より広めることにより真に豊かな社会の実現に貢献します。 |
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環境方針
1.発泡スチロールの成形・加工、販売をはじめ当社の全ての活動の中環境側面、環境影響を適確に捉え、環境目的・目標を定め環境改善活動を推進します。 2.当社が構築した環境マネジメントシステムの継続的改善を実行し又、汚染の予防及び環境保護に努めます。 3.当社の環境側面に関係する適用可能な法規制及び、当社が同意するその他の要求事項を順守します。 4.以下の項目を環境目的・目標として設定し、改善活動に取り組みます。 ・不良率の削減 5.環境方針は文書化し、実行し、維持します。 6.環境方針は環境教育や社内掲示等により、全社員に周知します。 7.環境方針は社外からの求めに応じて開示し提供します。 |
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改訂日 2017年7月1日
大和化学工業株式会社
代表取締役 片居木 拓也
大和化学工業株式会社
代表取締役 片居木 拓也
全体の98%空気(約50倍時)
発泡スチロールの原料は、中に発泡材が入った直径約1mm程度のポリスチレンの粒(ビーズ)です。
このビーズをスチームにて加熱し膨らませます。(詳細は★『発泡スチロールができるまで』)
約50倍時の発泡体は製品全体の(体積)の98%が空気で出来ており、石油製品の原料ビーズは、わずか2%しか使用されていません。
また、発泡スチロールは多量の空気を含むため、断熱性に優れています。建築用の断熱材としても使われ、省エネルギー効果を発揮し、CO2削減にも貢献してます。
省資源性に大変優れた製品と言えます。
このビーズをスチームにて加熱し膨らませます。(詳細は★『発泡スチロールができるまで』)
約50倍時の発泡体は製品全体の(体積)の98%が空気で出来ており、石油製品の原料ビーズは、わずか2%しか使用されていません。
また、発泡スチロールは多量の空気を含むため、断熱性に優れています。建築用の断熱材としても使われ、省エネルギー効果を発揮し、CO2削減にも貢献してます。
省資源性に大変優れた製品と言えます。
環境に配慮した素材
単独で燃やした場合、ダイオキシンは発生いたしません
ダイオキシンは炭素、水素、塩素からなる物質です。発泡スチロールは炭素水素からなるので、単独で燃やせば理論的にダイオキシンは発生いたしません。
完全燃焼の場合、炭素ガス(CO2)と水(H2O)になります。
JEPSRAが外部研究機関にに委託して行った燃焼実験でも、ダイオキシンは検出されませんでした。
ダイオキシンは炭素、水素、塩素からなる物質です。発泡スチロールは炭素水素からなるので、単独で燃やせば理論的にダイオキシンは発生いたしません。
完全燃焼の場合、炭素ガス(CO2)と水(H2O)になります。
JEPSRAが外部研究機関にに委託して行った燃焼実験でも、ダイオキシンは検出されませんでした。
完全燃焼の場合
不完全燃焼の場合
発泡スチロールは燃える時に紙系や木質系のものに比べて、大量の空気を必要とします。
自然燃焼では、空気不足で不完全燃焼となり、黒煙(スス)や一酸化炭素(CO)を発生する事があります。
スス自体は炭素の微粒子ですが、規則により発泡スチロール等の可燃物を焼却処分する事は規制されています。
従って、家庭での安易な焼却はやめてください。
自然燃焼では、空気不足で不完全燃焼となり、黒煙(スス)や一酸化炭素(CO)を発生する事があります。
スス自体は炭素の微粒子ですが、規則により発泡スチロール等の可燃物を焼却処分する事は規制されています。
従って、家庭での安易な焼却はやめてください。
ライフサイクル評価
発泡スチロールは環境への負荷が少ない素材です
発泡スチロールの高い「ライフサイクル評価」
どのような製品でも、生産され最終的に処分されるまでには、エネルギーを消費し、大気や水質に幾分かの影響を与えることは避けられません。そこで、製品の終生の環境への負荷を評価する基準として、LCA(Life Cycle Assessment)という考え方が重要とされています。緩衝材についての環境負荷を調べた結果、発泡スチロールはエネルギー消費量、CO2発生量、固形廃棄物発生量のいずれにおいても、段ボールよりも負荷が少ないという結果になりました。●計算基準 32型液晶テレビ1台を梱包した時の緩衝材量にて算出。 [緩衝材重量比 EPS:段ボール=1:4.1] 発泡スチロール:原油採掘からリサイクルまで 段ボール:原木伐採からリサイクルまで (外装ライナーと中芯原紙の仕様比率は2:1) ケース1:中芯は古紙、外装ライナーは新規パルプを使用した場合。 ケース2:中芯は古紙、外装ライナーは最大限古紙を使用した場合。 |
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発泡スチロールは省エネルギーとCO2削減に貢献しています
断熱性に優れた発泡スチロールを、住宅建材として用いることにより、エネルギー削減効果を生み出すとともに地球温暖化ガスとなるCO2の発生抑制に効果を発揮します。
●計算基準 ・「地球温暖化に対する断熱材の及ぼす影響に関する調査(1998年3月)」新エネルギー・産業技術総合開発機構から算出 (集合住宅:5階建最上階 床面積 70m2 60年耐用) |
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断熱材を使用しない住宅と比較して、一戸(集合住宅:札幌)当たりのエネルギー削減量は灯油に換算すると18リットルポリ容器で一年に73缶、60年(集合住宅耐用年数)では4,380缶となります。また、CO2排出削減量は一年で2,871kg、60年では172トンにもなります。
●データ出典 ・石油化学品製品のLCIデータ調査報告書 社団法人プラスチック処理促進協会(1999.7) ・基礎素材のエネルギー解析調査報告書 社団法人化学経済研究所(1993.8) ・包装廃棄物のリサイクルに関する定量的分析 株式会社野村総合研究所(1995.3) ・紙パ技協誌 第7回 エネルギー実態調査報告 紙パルプ技術協会(2001.5、2001.6) ・EPS緩衝材製造時のLCI 発泡スチロール再資源化協会(2001実績データ) |
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発泡スチロールはエコ素材
発泡スチロールはリサイクル特性に優れ、生産から再利用までのプロセスで エネルギー消費も少ない持続的発展が可能な循環型社会に適応した素材です
発泡スチロールのリサイクル
3つのリサイクル方法で再び活用