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Q

発泡スチロールのほとんどはリサイクルされているって本当ですか?

質問 前に住んでいたマンションの家賃が更新時に値上げされることが分かり、その額が許容範囲を超えていたので、急いで物件探しをして先日ようやく引越しが完了しました。
これまでも何度か値上げはされてきましたが、数千円単位だったのであまり気にせず結局前のマンションには10年以上住んでいました。
それまで一度も家具や家電を買い換えしていなくて、重篤ではありませんがテレビはリモコンに不具合が出ていたり、洗濯機は揺れや音が大きくなったり、ソファーの一部が破けてたりなどしていたので、この機会にまとめて買い替えしました。
ということで、引越しの際には新しい家具や家電が大量に届いて、それぞれの箱の中には発泡スチロールもたくさん入っていて処分に困っていました。
しかし、友人から発泡スチロールのほとんどはリサイクルされるから、無料で引き取ってくれるところがいろいろあると聞いて、結局処分費用はかかりませんでした。
発泡スチロールのほとんどはリサイクルされているって本当なのでしょうか?本当ならどのようなものにリサイクルされていて、どのような方法で再生されるのか教えてください。

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ほとんどの発泡スチロールはリサイクルされています

発泡スチロールはつくり方などの違いによって、主に電気製品を保護したり魚や果物などを入れたりする箱に使用される「EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)」、食品容器として使われる「PSP(発泡スチレンシート)」、建築工事で断熱材として使用される「XPS(押出発泡ポリスチレン)」に分けられます。
この3つの中で、一般的に発泡スチロールといえばEPSを指します。ESPは日本国内で毎年10万トン以上使用されていて、回収された発泡スチロールの9割以上が有効活用されています。
発泡スチロールのリサイクル法には、「サーマルリサイクル」と「マテリアルリサイクル」があります。
サーマルリサイクルは、発電や熱交換でエネルギーを取り出して再利用されるため、燃えてなくなります。
マテリアルリサイクルでは、専用の機械で溶かしたり粉砕したりしてから、それを冷やして固めてから加工を施し、再生プラスチックとしてガーデニング用品やボールペンなどの文房具、おもちゃ、ハンガーなどの日用品など様々な製品の原料として再利用されます。
リサイクルされる発泡スチロールのほとんどは、機器メーカーの工場や卸売市場、スーパー、デパート、飲食店などから出る事業系廃棄物です。

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